研究開発

Research and Development

イノベーションセンターの機能

三生医薬のイノベーションセンターは1FにUniORV®(ユニオーブ®)生産エリア、2Fにはオフィスエリアとラボエリアを併設しています。
2Fのオフィス・ラボはフレキシブルな働き方に応じて変化を与え、効率的に仕事が進められる空間です。
1人で考えるエリアや、コミュニケーションが取りやすいミーティングエリア、試作ラボエリアなどのフレキシブルな空間で
創造性を育みながら目的に応じたさまざまな機能的空間をワンフロアに備えています。
1FのUniORV®(ユニオーブ®)生産エリアでは、医薬品GMPに適合し、高薬理活性物質(少量で人体に強い影響を与えられる物質)の
封じ込めに対応した設備環境を整えております。

数多くの特許を取得。
独自の価値を次々と生み出し続ける「研究開発」。

高まり続けるユーザニーズに応え、お客様のご要望の一歩先をいく価値をご提案していくために、
高い専門性を備えたR&Dメンバーが弛むことなく研究開発を進め、
まだ見ぬ新たなチャレンジに取り組んでいます。

  • イノベーションセンター 製品開発部 部長 小山 憲一 イノベーションセンター
    製品開発部 部長
    小山 憲一
  • 私たちの強みは、お客様のニーズに合わせた最適な剤型と様々な製剤技術を組み合わせてご提案できることです。 お客様に商品開発・製剤開発を通じてエモーショナルな価値を感じていただけることが大切だと考えております。
  • イノベーションセンター 先端プロセス技術部 部長 平澤 亙 イノベーションセンター
    先端プロセス技術部 部長
    平澤 亙
  • UniORV®(ユニオーブ®)の強みは、組み合わせにくいものを一つの製剤として成立させる「処方の妙技」にあります。既存の要素技術と新しい発想を自在に組み替えながら処方コンセプトを短納期で提案し、市場から望まれる価値を具現化します。
  • 研究開発部 原料開発課 課長 黒野 昌洋 イノベーションセンター
    製品開発部 原料開発課 課長
    黒野 昌洋
  • 研究開発部は、持続的な会社の事業成長を牽引する部署です。常にイノベーションを起こし、全く新しい製品の開発をしております。 当社独自の剤形であるUniORV®(ユニオーブ®)の研究を中心に、製剤技術の強みを活かした用途開発にも取り組んでいます。
  • 製品開発部 健康食品開発課 一次試作(ADC)滝口 景介 イノベーションセンター
    製品開発部 粉体製剤開発課 兼ADC 課長
    滝口 景介
  • 今まで培ってきた多くのノウハウを活かして、お客様の期待を超える高価値・高品質の製剤を設計するよう努めています。人々の健康に貢献するために、情熱をもって日々技術開発を行い、世の中にまだない新しい製品を生み出しています。

新たな素材の可能性を発見し、
最大限まで引き出す「オリジナル原料開発」。

三生医薬では、オリジナル原料の開発も行っております。
様々な素材の中に眠る可能性を発見し、熟練の製造技術でそれを引き出すことで、
お客様商品に新たな機能と価値をプラスします。
お客様のご要望にあわせた成分開発も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

三生医薬のオリジナル成分

  • ホヤ由来プラズマローゲン

    ホヤ由来プラズマローゲン
    認知症予防の救世主。ホヤから生まれたオリジナル成分。
    プラズマローゲンはヒトの脳にも含まれる成分で、認知機能を維持するために重要な役割を果たしています。ホヤには、このプラズマローゲンをはじめEPA、DHA、オメガ3 脂肪酸が豊富に含まれており、三生医薬では認知症予防をサポートする素材としていち早く着目。独自の研究のもと製品化しました。すでに臨床試験済みで、確かな効果が期待できるのも大きな強み。高齢化に伴い成長を遂げている脳機能活性・認知症予防市場へのスピーディな商品展開が可能です。
  • ホヤ由来プラズマローゲン
  • 次世代型オメガ3
    クリルオイル

    次世代型オメガ3 クリルオイル
    認知症や運動器の衰えを予防する、オキアミ由来の新成分。
    地球上で最も水質のきれいな南極海に生息するナンキョクオキアミを原料とする「クリルオイル」は、DHA、EPA をはじめ、脳や肝臓の代謝に重要な成分「コリン」を豊富に含んでいます。体内吸収率に優れており、魚油に比べ1/3の量でより高い血中脂質改善効果を確認。その他、関節炎の改善、脳機能の活性化、女性疾患(PMS・月経困難症)の改善、ドライアイ改善といった作用も確認されており、幅広く健康をサポートする成分として注目されています。
  • 次世代型オメガ3 クリルオイル
  • SUNショウガ

    SUNショウガ
    ショウガオール含有量を高めた、即効性の高いショウガエキス。
    亜臨界水処理技術を使用した独自の製法により、ショウガ特有の成分を最大限まで引き出すことに成功。生ショウガに比べ約70倍ものショウガオールを含有した独自のショウガエキスです。一般的なショウガ原料と比較し、体を芯から温める作用が強いのが大きな特徴。体を温め血流を改善、肥満対策、メタボリックシンドロームの予防、高い抗酸化力、消化管の運動を高め便通を改善するなど、様々な作用により健康的な生活をサポートします。
  • SUNショウガ

数々の先進技術が生まれています。
三生医薬の取得特許。

カプセル皮膜から中に入れる原料、製造方法まで、三生医薬から生まれた新たな技術や成分は、
国内のみならず世界各国で数々の特許を取得。
これからの市場をリードする新たな価値が、次々と生まれています。

取得特許(抜粋)

■ソフトカプセル関連

保護対象特許番号発明の名称
皮膜関連植物性皮膜
「BOTANICAP®」関連
特許第4242266号カプセル剤皮組成物
特許第5539621号カプセル剤皮組成物及びカプセル剤
複層皮膜関連特許第4968820号カプセル
咀嚼性皮膜
「X-ジェル」関連
特許第5618402号咀嚼性ソフトカプセル剤およびその製造方法
腸溶性皮膜
「E-カプセルクリアノンコート」関連
特許第5878669号腸溶性カプセル
10493036
(アメリカ)
1/2008/500228
(フィリピン)
ZL201680046664.9
(中国)
3338804
(デンマーク、
フランス)
102519593(韓国)
崩壊遅延防止皮膜
「SOLCAP」関連
特許第6019204号ソフトカプセル剤
トウガラシエキス配合
皮膜関連
特許第7199938号軟カプセル皮膜の製造方法
耐衝撃性皮膜関連特許第6947500号ゼラチン系カプセル皮膜組成物およびソフトカプセル剤
内容物関連軟エキス高含有関連特許第4959955号軟エキス高含有カプセル剤及びその製造方法
親水性基材関連特許第6196091号カプセル剤
エマルジョン関連特許第6153979号精油配合水中油適型エマルジョン組成物及びその製造方法

■シームレスカプセル関連

保護対象特許番号発明の名称
フレーバーカプセル関連特許第5581446号崩壊可能なカプセル及びその製造方法並びに喫煙器具
特許第7064466号
特許第7254848号
ZL201480002454.9(中国)
US10015984B2(アメリカ)
RU2668327(ロシア)
IDP000054422(インドネシア)
1-2015-502378(フィリピン)
122116(ウクライナ)
J/3545(マカオ)
AP6184(アフリカ)
特許第6603817号シームレスカプセルならびにこれを含むフィルターおよび器具
RU2774539(ロシア)
耐熱性シームレスカプセル関連特許第7041945号ソフトカプセルの製造方法
大玉シームレスカプセル関連特許第6884369号シームレスカプセル
特許第7280917号

■独自原料関連

保護対象特許番号発明の名称
発芽ソバ発酵エキス関連特許第4906254号ソバ抽出物含有固形組成物
SUNショウガ関連特許第6240300号ショウガオール含有組成物の製造方法
柿ポリフェノール関連特許第7178652号柿ポリフェノール分解物の製造方法

■UniORV®(ユニオーブ®)関連

保護対象特許番号発明の名称
UniORV®(ユニオーブ®)関連特許第6849007号造粒組成物、及びその製造方法
特許第6409937号造粒方法及び造粒装置
特許第7147523号造粒方法
特許第6103111号経口医薬組成物及び該組成物からなる粒子製剤の製造方法

■その他

保護対象特許番号発明の名称
「タブラート®」関連特許第5622185号粉末高含有軟カプセル及びその製造方法
生体吸収促進剤含有組成物(クリルオイル+CoQ10等)関連特許第6299689号生体吸収促進剤含有組成物
錠剤フィルムコーティング関連特許第7072373号フィルムコーティング用組成物および固形製剤
ハードカプセルコーティング関連特許第7044360号ハードカプセル用コーティング剤及びそれを用いたハードカプセル剤の製造方法

掲載日 2023年6月23日