社長メッセージ

Message

代表取締役社長 今村 朗

三生医薬のホームページへようこそ!弊社にご興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。

春になりました。わずか数日前に東京で降った雪が幻のように感じます。私たちが拠点を構える富士、富士宮地域には、多数の桜スポットがあります。中でも富士山本宮浅間大社は、御祭神である木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)の名に「木花(桜の花)」とあるように、桜との結びつきが深い名所です。 また、標高差の大きいこのエリアでは、場所を移して約一ヶ月間、桜を楽しむことができます。桜の季節にもぜひ、私たちの街に足をお運びください。

さて、足元の世界経済は、堅調な内需により安定的な経済成長が予測される米国経済の波及効果などで、底堅い成長が見込まれています。一方で、米国第一主義を掲げるトランプ政権のアグレッシブな政策運営の影響や、中国経済の動向、欧州主要国における政治の不安定化の行方などによっては、成長が鈍化する可能性があります。我が国の経済も同様に、米国の政策運営の影響に不確実性が残るものの、賃上げを背景とした内需の底堅い成長により、緩やかに持ち直していくものと思われます。一方で、与党の支持率の低下などにより、夏の参議院選挙に向けて政治が不安定化する可能性もあり、予断を許しません。

私たちの主力である健康食品事業は、消費者の健康食品への信頼を大きく損ねることとなった紅麹問題から1年が経過し、制度改定などの議論も始まり、消費者の安心・安全への取り組みが進んでいます。未だ需要の抜本的な回復の兆しは見えませんが、人々の健康にとってなくてはならない「食と栄養」を支える健康食品の信頼の回復のために、業界を挙げた取り組みが必要です。そのような中、本年1月には、健康食品の「受託開発製造企業(CDMO)」のみが集う工業会を、私たち三生医薬が主体となって設立しました。今後は、同志企業25社が一丸となって、健康食品の消費者目線での安心・安全の向上に努めます。

私たち三生医薬は、4月から第33期がスタートしました。「世界の人々の心と身体の健康に貢献する」ことをミッションに掲げ、私たちに関わるすべての方々の「ベストパートナー」であり続けるために、今期も進化を続けてまいります。皆さまの変わらぬご高配を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2025年4月1日
代表取締役社長 今村 朗

日本健康食品工業会設立記念祝賀会の写真 総勢25社が一堂に会した日本健康食品工業会の設立記念祝賀会にて(2025年3月11日)