
こんにちは!三生医薬のホームページをご訪問いただき、ありがとうございます。
秋になり、涼しさを感じる時間が長くなりました。私共が拠点を構える富士、富士宮は、秋を堪能するに素晴らしい所です。霊峰富士は、雪をかぶる前であっても、大昔から今まで、画家や写真家を魅了し、芸術の秋に望むに相応しい立ち姿です。磯自慢、正雪といった日本酒、新鮮な海鮮料理は、皆さまの食欲の秋を満たしてくれるでしょう。
さて、コロナ禍は、時折息を吹き返すような動きを見せながらも日常化されたようで、我が国にも海外からの観光客が多数訪れる等、社会活動が活発化してきました。一方で、観光地においては、観光客の過度な増加によって、地元住民の生活や自然環境に悪影響を及ぼし、結果として土地の魅力を低下させる、いわゆる「オーバーツーリズム」も言われ始めており、実効性の高い対策が求められています。
世界経済は引き続き不安定な状況が続いています。ウクライナ戦争の長期化に加えて、中国の不動産市場の低迷による不良債権問題の悪化が金融システム不安をまねく恐れがあります。また、気候変動や地政学リスクの上昇を背景としたエネルギー需給の逼迫などによって高インフレが再燃し、米欧中銀が一段の金融引き締めを行う事態になれば、景気後退が引き起こされかねません。一方で、我が国の経済は、インバウンド消費の回復や、賃上げ効果等で物価高のなかでも回復傾向が続くと見られる個人消費を背景に、堅調に推移するものと見込まれています。しかしながら、私たちの主力である健康食品事業においては、処理水に対する特定の国による過剰反応や、機能性表示食品の制度上の変化による影響などでお客様の需要動向が予断を許さず、難しい舵取りが求められています。
私たち三生医薬は、ミッションの中で、「三生医薬に関わる全ての人達のベストパートナーであり続ける」ことを謳い、世界の人々の健康に資することを誓っています。そして、皆様のベストパートナーであり続けるために求められることは、今まで以上に、私たち三生医薬のすべてのプロフェッショナルが、お取引先の皆さまと直接向き合い、お客様に最高の製品やサービスをお届けすることだと思っています。上述の機能性表示制度の変化への対応においても、変化の背景を理解し、機能性の科学的根拠を正しく届け出るために十分な知見を身に着けるため、当局や社内外の関係者と協議を繰り返しており、今後のお客様の製品化において、的確な助言とハンズオンのサポートを提供することができるように努めてまいります。
当社は、この11月に創立30周年を迎えます。この時を迎えることができましたのも、お取引先の皆様の多大なるサポートがあったからこそ、と社員、役員一同、心より御礼を申し上げます。今後も、第三ステージの三生医薬が、皆さまに「ベスト・パートナー」であると認めていただけるように、一層努力を重ねてまいります。今後とも変わらぬご高配を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役社長 今村 朗