医薬品ソフトカプセル

Pharmaceutical Softgel Capsules

自由な設計と高いバリア性で内容物をしっかり保護
高気密・高安定性で有効成分を確実に届けるソフトカプセル

親油性の液体や粉末含有液をそのまま封入した密封性の高い剤形です。
サプリメントや医薬品、化粧品、雑貨など様々な分野で利用されています。

三生医薬のソフトカプセルが提供するソリューション

  • ・難溶性薬物の吸収性(バイオアベイラビリティ)向上
  • ・1mg以下の有効成分の製剤均一性確保
  • ・バリデートが容易なシンプルな製造方法による製剤開発の加速
  • ・治験薬製造から生産までの一貫対応

特長・メリット

  • 気密性・安定性が高い

    気密性・安定性が高い

    錠剤、ハードカプセルに比べ気密性や酸素に対するバリア性が高いため内容物の安定性に優れています。
  • 有効成分の製剤化

    有効成分の製剤化

    親油性粉末や疎水性液体など錠剤・顆粒・ハードカプセルなどの固形製剤に製剤化できない原薬に応用が期待できます。
    また、自己乳化させた原薬の製剤化に適した製剤です。
  • 製品設計の自由度が高い

    製品設計の自由度が高い

    皮膜の色、外観(サイズ・形状)を自由に選択でき、識別性を確保できます。また、皮膜にレーザーマーカーで文字や図形をマーキング(印字)できるので、製品コードを表示することができます。

ソフトカプセルの形状

  • ソフトカプセルの断面図
  • A 皮膜

    • ・ゼラチン、グリセリンなどからなる厚さ0.2〜0.8mmの皮膜
    • ・着色剤も配合でき、コーティングも可能

    B 内容物

    • ・ビタミンE、カロテンなどの油性液
    • ・親油性化合物
ソフトカプセルの形状

製造工程

  • ソフトカプセルの製造方法 ●打ち抜き法 2枚のゲル状シート(被膜)を合わせ、金型で各カプセル形状にシートを打ち抜く方法です。シート(被膜)のヒートシール、カプセルの成形、内容液充填を同時に行います。現在最も代表的なものは、金型が回転式のロータリーダイ法です。 ●打ち抜き式金型ソフトカプセルの製造方法 ●打ち抜き法 2枚のゲル状シート(被膜)を合わせ、金型で各カプセル形状にシートを打ち抜く方法です。シート(被膜)のヒートシール、カプセルの成形、内容液充填を同時に行います。現在最も代表的なものは、金型が回転式のロータリーダイ法です。 ●打ち抜き式金型