新着情報

Information

マレーシア営業所を開設しました

ーアジア・インド・中東地域への展開を見据え、海外健康食品事業を本格始動ー 2025.05.30お知らせ PDFファイルをダウンロード

健康食品・サプリメントの受託開発製造カンパニーである三生医薬株式会社(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:今村朗)は、このたび、マレーシア・ペナン州に「マレーシア営業所」を開設し、健康食品分野における海外展開を本格的にスタートいたしました。
本営業所は、アジア諸国(※韓国・台湾・中国を除く)、インド、中東を含む広域圏を「AIM(Asia, India, and Middle East)リージョン」と定義し、現地市場の調査、事業機会の開拓、パートナーシップの構築を進める戦略拠点として位置付けられます。AIMリージョンの需要の多様性と急成長性を踏まえ、今後の当社のグローバル展開における中核的な役割を担います。

▼開設の背景と狙い
世界のサプリメント市場は、2024年に約1,978億ドル(約29.7兆円)に達し、2033年には3,576億ドル(約53.7兆円)へ成長すると予測されています(Custom Market Insights, 2024)。
なかでもAIMリージョンは、健康意識の高まりと経済成長を背景に、グローバル市場における最注目エリアのひとつとされており、三生医薬にとっても新たな価値提供のフィールドです。

このような市場環境のもと、三生医薬は、日本国内で培った製剤技術・OEM開発力・品質保証体制を基盤に、AIMリージョンにおける事業展開を加速させていきます。

主な取り組み方針は以下の3点です。

(1)地域密着型の市場・顧客調査
各国の文化的背景、消費行動、法規制を深く理解し、現地のニーズや健康課題に即した製品・サービスの設計を推進。

(2)現地パートナーとの連携強化
流通、販売、製造における信頼性の高い現地企業とのネットワークを構築し、持続可能な供給体制を確立。

(3)地域特化型の品質保証体制の強化
ハラール認証など地域特有の規格への対応を含め、世界標準と地域適応を両立した品質管理体制を整備。

▼現地体制と今後の展望
マレーシア営業所では、海外営業やローカルビジネスに精通した専門人材が配置され、日本側とも密に連携しながら、市場調査、営業活動、規制対応、パートナー開拓といった実務を遂行し、スピード感と実行力のある体制を整備します。
今後は、各国・各地域の消費動向や法制度への理解を深め、製造拠点やサプライチェーンの現地化も視野に入れて段階的な機能強化を図り、マレーシアを起点にAIMリージョン全域での価値提供体制を強化していきます。

▼三生医薬 代表取締役社長 今村 朗 コメント

三生医薬 代表取締役社長 今村 朗 画像

「マレーシア営業所の開設は、三生医薬が海外事業を本格化させる象徴的な一歩です。単なる海外進出ではなく、日本で培ってきた製剤技術・開発対応力・品質保証を、現地の文化や制度にあわせて柔軟に展開し、“信頼されるグローバルヘルスケア・パートナー”としての地位を築く挑戦でもあります。
AIMリージョンは多様な宗教・言語・制度が混在するダイナミックな市場です。私たちはその違いを理解し、現地の声に耳を傾け、地域に根ざした製品・サービスを、現地パートナーともに創りあげていきます。
この営業所を皮切りに、三生医薬は、日本で培った確かな技術と経験を土台に、世界の人々の心と身体の健康に貢献するグローバル企業へと進化してまいります。」

▼拠点概要

▼お問い合わせ先
三生医薬株式会社 広報担当:藤作(ふじさく)
Email: kenichi.fujisaku@sunsho.co.jp

一覧に戻る