『食品と開発』に当社の寄稿記事が掲載されました
— クリルオイルによる「持続的な吸収設計」への新たなアプローチ — 2025.11.03お知らせ
このたび、専門誌『食品と開発』(2025年11月号)に、三生医薬の寄稿記事が掲載されました。
本記事「難吸収性成分の“持続的な吸収”をサポートするクリルオイルの可能性」では、静岡県立大学との共同研究成果として、クリルオイルと中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)の混合物を用いた新しい製剤設計技術を紹介しています。
本研究は、従来のクリルオイルが持つ「吸収効率を高める」という機能を一歩進め、「吸収の持続性」という時間的視点を新たに取り入れたアプローチです。
クリルオイルを配合して難吸収性成分の吸収を長時間にわたってサポートすることで、健康食品・サプリメントの差別化・高付加価値化、そしてブランドの独自性の確立に寄与する技術です。
記事内では、
- 吸収メカニズムの可視化
- 動物試験による機能検証
- クリルオイルの自己乳化能とMCTの相互作用による“持続吸収マトリクス”の構築
などを詳しく解説し、サプリメントの「体感価値」を支える製剤技術の可能性を紹介しています。
■ 掲載誌:『食品と開発』 2025年11月号(Vol.60 No.11)
■ 執筆者:三生医薬株式会社 研究開発本部 黒野 昌洋
■ 共同研究先:静岡県立大学 薬学部 薬剤学分野 尾上 誠良 教授
■ 掲載記事PDF(出版社許諾済)
記事を読む(PDF 2.6MB)
今後も、当社はサプリメントや医薬品で長年かけて培ったカプセル製造技術を応用して、新たな価値の創造に挑戦してまいります。どうぞご期待ください。
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