ソフトカプセルは19世紀前半フランスの薬剤師Mothesらによって発明されたもので、非水溶性の液体または粉末含有液をそのまま封入した密封性・安全性の高い製品形態です。そのまま食べられる利便性、取り扱い易さ、内容成分の安定性、美しさと高付加価値観等が評価され、健康食品はもとより医薬品・医薬部外品・一般加工食品・動物薬・化粧品・雑貨など多種多様な分野で広く使われています。
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ソフトカプセルは製造工程に加熱・加圧工程がなく、またカプセル皮膜は、気密性・酸素に対するバリアー性が高く、内容物の安定性に優れています。また、同時に内容物由来の味・色・臭いに対するマスキング効果にも優れています。
ソフトカプセルは他の剤型に比べて比重が高く、水に沈むので飲み込みやすい(えん下しやすい)製剤です。
ソフトカプセルは皮膜の味、香り、色、透明性、つや、形を自由に選択でき、食用インクやレーザーマーカーでマーキング(印刷)もできるので、他の固形剤と比べて外観・味・香り等の製品設計自由度が高く、高付加価値食品とすることができます。