社長メッセージ

Message

代表取締役社長 今村 朗

三生医薬のホームページをご訪問いただき、ありがとうございます。

 富士、富士宮にも春がやってきました。コロナ禍も落ち着き、多くの外国人観光客が日本を訪れていますが、こちらも例外ではなく、玄関口の東海道新幹線新富士駅は、霊峰富士、あるいは周辺の温泉等を楽しみに訪れる外国人で賑わっています。間もなく桜の季節も到来します。ぜひ、皆さまも私たちの街に足をお運びください。

 さて、年初から、能登半島地震や羽田空港での日航機炎上事故等が発生し、波乱の幕開けとなった2024年です。震災からの復興にはまだ相当の時間がかかる見込みであることに加えて、昨年末から取り沙汰されている政治資金パーティの裏金問題が未だに尾を引く等、政治、経済共に落ち着きの見られない状況が続いています。世界経済は緩やかな減速傾向にあると見られています。中国経済の停滞を、その生産・需要の受け皿としてのASEAN5等の新興経済国の底堅い成長が打ち消し急激な減速は回避できそうなものの、11月の米国大統領選挙を含めて世界各国で行われる選挙結果の影響が引き続き下振れ要素になっています。一方で、日本国の経済は、内需主導の成長が続くと見られています。個人消費は、物価高による下振れ圧力はあるものの、賃上げやコロナ禍で蓄積された貯蓄が消費に向かう等の追い風もあり回復に向かいそうです。企業の設備投資も、デジタル化のニーズ等を背景に堅調に推移する見込みです。

 私たちの主力である国内健康食品事業を取り巻く環境は予断を許しません。昨年から始まった機能性表示食品の制度や運用上の変化への対応が求められているのに加え、特定の原料による健康被害を背景に、健康食品そのものへの消費者の信頼が低下する危機に直面しています。私たち三生医薬は、ミッションの中で「三生医薬に関わる全ての人達のベストパートナーであり続ける」ことを謳い、世界の人々の健康に貢献することを誓っています。受託開発製造企業として、販売会社様のベストパートナーであることは勿論のこと、健康食品をご愛飲いただく消費者の皆さまに、絶対的な安心と安全をお届けし、健康食品に対する信頼を高めることができますように尽力してまいりたいと思います。今後とも変わらぬご高配を賜りますよう、お願い申し上げます。

2024年4月1日
代表取締役社長 今村 朗