ハードカプセル

ホーム >> 健康食品 >> 受託製造品目 ハードカプセルの保管条件

健康食品の一般的な保存・保管条件

 健康食品(ソフトカプセル、ハードカプセル、シームレスカプセル、錠剤、顆粒、ゼリー飲料、ミニドリンク)は、特別なものを除き、通常は常温保存とされており、中味の成分、外観変化等の面からみても高温多湿、急激な温度変化を避け、一般の食品と同様、できるだけ安定・安全な保管条件で保管すべきです。一般的には次の条件が好ましいと言われています。

◎温度 30℃以下
◎湿度 RH60%以下
◎光
◎酸素(空気)

(車中、車のダッシュボード・トランク、カバンの中などは避ける)
(台所や水まわり、サビ・カビの発生しやすい場所は避ける)
(直射日光は避ける)


以下に保存・保管条件について詳しく記載します。

ハードカプセル

(1) ハードカプセルの外観変化

 一般的にハードカプセル製品は、長期保存条件として常温(15~25℃)、相対湿度40~60%が好ましいとされております。これ以外の条件下および外部からの強い衝撃では、以下に例示しますように、カプセルの付着・カプセルの変形等の外観的な変化が起こる可能性があります。

① 長期間(1ヶ月以上)冷蔵庫や冷凍庫で保管しますとカプセルが割れやすくなります。

② ゼラチン製ハードカプセルは、ゼラチンの特性上、熱・湿気に弱い性質があり、高温多湿の外気条件下でカプセルをむき出し状態で放置しますと、カプセルが軟化し、付着・変形等が認められます。

③ 水分が付着しますとカプセル皮膜が溶けて、付着・変形してしまいます。

④ ハードカプセルの皮膜は薄いため、外部から強い衝撃を受けると割れてしまう可能性があります。特にプルランハードカプセルの場合は、ゼラチン製のハードカプセルより衝撃に弱い傾向があります。 img01

⑤ HPMCハードカプセルは比較的皮膜強度が強いとされていますが、やはり皮膜が薄いため外部からの強い衝撃には弱い傾向があります。また、皮膜が軟らかいため外圧が加わると凹むことがあります。

⑥ ハードカプセルの中味は、振動が加わりタッピングされると、粉(カプセル内容粉末)がつまり(圧縮され)、外観上、量(体積)が減ったように見えることがありますが、充填量(重量)には問題ございません。

(2) ハードカプセル内容物の安定性

ハードカプセル内容物成分の安定性は、成分によって異なります。ハードカプセルはボディとキャップからなり、嵌(かん)合部があるため完全密封ではなく、安定性はソフトカプセルに比べ若干落ちます。

(3) ハードカプセルの保存・保管条件のまとめ

上述のように、ハードカプセル製品の保存条件としては、常温(15~25℃)、相対湿度40~60%が好ましく、高温多湿または低温低湿の条件はできるだけ避けていただきますようお願い申し上げます。
また、ハードカプセルはソフトカプセルにくらべて皮膜が薄く凹みやすいため、外部からの強い衝撃には十分ご注意ください。
ハードカプセルの内容物の多くは粉末ですが、液体(油液)を充填することもできます。弊社では、液体を充填し嵌合部をシールした"B-カプセル"のご案内ができ、B-カプセルは通常のハードカプセルに比べて密閉性に優れているため、強臭素材の製品化にも適していますので、お問合せ下さいますようお願い申し上げます。