健康食品に関わる制度

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健康食品に関わる制度

改正JAS法の「加工食品品質表示基準」が2001年4月以降製造するすべての加工食品に適用されました。また、改正JAS法による全成分表示以外に、栄養機能食品の保健効果表示、遺伝子組換え表示、アレルギー表示 等 健康食品の表示(ラベル、化粧箱)について、考慮しなければならないことが多くなりました。つきましては、すでにご存じのこととは思いますがご参考までに、食品のいわゆる一括表示を以下に例示いたします。お役に立てば幸いです。

なお、最終的には貴社の管轄の保健所でご確認いただきますようお願いいたします。


[表 示 例]

商 品 名 ビタミンE ○○

名称 ビタミンE含有植物油加工食品
原材料名 ビタミンE含有植物油、大豆油、ゼラチン、グリセリン
内容量○○g(1粒の重量○○mg、1粒の内容量○○mg)×○○粒
賞味期限 2003.1
保存方法 高温多湿、直射日光を避け、できるだけ涼しいところに保存してください。
販 売 者 株式会社○○○○ 固有記号 東京都○○区○○番○○号


栄養成分及び含有量

100g当たり(または、1食分当たり、1ビン当たり 等)    

熱量 ○○kca
たんぱく質     ○○g
脂質 ○○g
炭水化物 ○○g

または                
糖質 ○○g
食物繊維 ○○g

ナトリウム     ○○mg    
ビタミンE(d-α-トコフェロール当量)○○mg


摂取量および摂取方法
1日○粒を目安に、お湯または水とともにゆっくりお召し上がりください。
(1日○粒を目安に2?3回に分けて、ぬるま湯または水とともにお召し上がりください。)

摂取上の注意
本品の摂取により体質に合わない場合は摂取を中止してください。
幼児の手の届かないところに保存してください。

表示例の説明

1.「名称」-「販売者」までの項目について、容器または包装の見やすい箇所に一括して表示することになります。

2.名称は必須表示事項です。食品の内容を適切に表す具体的な名称であることが求められます。日本栄養・健康食品協会の規格設定品に関してはその名称を用いるのが好ましいと思われます。

3.原材料名は必須表示事項です。使用した全成分を、食品本来の成分(栄養、カロリー、保健効果等を目的とする原料)と、食品添加物に分けて、それぞれ配合量の多い順に記載します。さらに、遺伝子組換え または 遺伝子組換え不分別の大豆、とうもろこし、馬鈴薯、ナタネまたは綿実、アルファルファ、てん菜由来の原料を使用した場合、全原材料中の配合量上位3品目内で、かつ、その食品中に占める重量比が5%以上のとき、その原材料名のあとに遺伝子組換え または 遺伝子組換え不分別を表示しなければなりません。また、アレルギー症状を起こす可能性のある食品を原材料として使用した場合、アレルギー表示しなければなりません。表示義務のある特定原材料7品目、表示推奨されている特定原材料に準ずるものとして18品目あり、個々の原材料の直後に括弧書き、又は原材料をすべて記載しその後ろに括弧書きします。

4.内容量は必須表示事項です。日本健康・栄養食品協会では前述の表示例の形式で表示することを推奨しています。

5.期限表示は必須表示事項です。期限表示の表示形式については、平成17年2月、厚生労働省・農林水産省の両者により、食品全般に共通した期限表示の設定のためのガイドラインが示されています。

6.保存方法は必須表示事項です。製品の特性に従って具体的に表示して下さい。

7.製造者の名称および所在地は必須表示事項です。
「販売者」と記載する場合には、製造所固有記号を併記するか、製造者の氏名及び製造所の所在地を併記します。

8.その他の表示

1) 栄養成分及び含有量

原材料名表示以外の場所にビタミン、ミネラル等の指定栄養成分を配合する旨の表示をする場合には、その成分以外に前述の熱量からナトリウムまでの表示が必要になります。

炭水化物、糖質、食物繊維の取扱いについて
炭水化物は炭水化物に代えて、糖質及び食物繊維をもって表示することができます。炭水化物と食物繊維を表示するときは、食物繊維は任意表示項目となり、ナトリウムより下の位置に表示することになります。

2) 摂取量および摂取方法

一般の健康食品では任意表示事項ですが、日本健康・栄養食品協会では表示することを推奨しています。
健康補助食品では、過剰摂取や禁忌を含む適切な摂取方法の表示が必須です。

3) 摂取上の注意

必須表示事項ではありませんが、日本健康・栄養食品協会では表示することを推奨しています。