健康食品の素材

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健康食品の素材

2001年、11月開催の「素材展」にてご紹介した素材です。

腸溶性無臭ニンニクカプセル
高アリシン含有無臭ニンニク


ニンニクは、古くから健康食品として広く食されており、その優れた滋養強壮や動脈硬化予防、抗がん作用等、多様な効果は広く知られています。このニンニク本来の有効成分のほとんどは、あのニンニク特有の臭いのもととなるアリシンという物質からできる分解産物です。健康食品として製品化する場合、この独特のニンニク臭が消費者の購買意欲をにぶらせることも少なくありません。
このニンニク本来の有効成分である有臭のアリシンを存分に活かし、しかも、弊社の製剤技術(腸溶性ハードカプセル)により、ニンニク臭を気にせず摂取可能とした『高アリシン含有無臭ニンニク』を以下にご紹介致します。

1.古来から伝わるニンニクの臭い成分、アリシンの重要性

ニンニクの有効成分であり、臭いのもとであるアリシンは、無臭のアリインという物質がアリナーゼという酵素により変化して作られます。
ヨーロッパではニンニクの効果がアリシンに由来することが広く知られており、ドイツの生薬基準「コミッションE」やEC統一の指標である「ESCOP」でも、アリシン高含有ニンニクのみがその有効性を認められています。
さらに、2001年11月1日に配布された日健栄協の基準でも、有効成分の含有基準として水溶性成分としてはアリインではなく、アリシンから生成されるアホエンの含量が規定されています。

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2.主なアリシン分解物の作用と効果

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3.腸溶性ハードカプセルによる2重の効果

高アリシン含有ニンニクカプセルは、100%天然の食用素材でコーティングをすることにより、胃液中での崩壊時間を延長させ、腸内にて溶けるように当社独自の技術で製造工夫された腸溶性ハードカプセルです。

●腸溶性ハードカプセルが腸で溶けることによる2重の効果とは・・・
1) 従来品では、胃の中でカプセルが溶けるため、口からの臭いが気になりましたが、本品では腸内にて、酵素アリナーゼがアリインの臭いのもとであるアリシンへと変化させるため、口臭が防げます。
2) アリシンは、非常に不安定な物質で、すぐに他の成分に変化してしまいます。従来品では、胃の中でカプセルが溶けるため、腸に届くころにはアリシンが失活してしまいますが、本品では腸内にてカプセルが溶けてアリシンが発生し、さらにはアホエン・ジアリルジスルフィド等の有効成分へと分解するため、これら有効成分が腸管から高濃度で吸収され、ニンニク本来の効能を最大限に引き出します。

4.高アリイン含有の腸溶性ニンニクハードカプセル

代表的なニンニク市販品のアリイン含量とアリナーゼ反応の有無
  弊社腸溶性ニンニク
ハードカプセル
A社
無臭ニンニク粉末
B社ニンニク
ソフトカプセル
C社ニンニク
ハードカプセル
アリイン含量 3.40% 1.14% 0.01% 0.97%
アリナーゼ反応の有無 × ×

代表的なニンニク市販品とアリシン含有・アリナーゼ反応の有無を測定し比較したところ「A社の無臭ニンニク粉末」にはアリナーゼが含まれず、「B社のニンニクソフトカプセル」にはアリインがほとんど含まれていませんでした。また、「C社のニンニクハードカプセル」では、アリナーゼ反応もあり、アリインも0.97%含まれていましたが、弊社の腸溶性ニンニクハードカプセルでは、さらに高い3.4%ものアリインを含有しております。


5.摂取量の目安

弊社使用のニンニク乾燥エキス・・・280mg?400mg/